こんにちは、さおり(@iropon30)です。
前回はブログを週報がわりにするために、WordPressでのブログ作成の手順を記事にしてみました。

手順というよりも、どちらかというと前回の内容は「検索力」の強化です。
考える力、デザインスキルがついてきて、ある程度業務ができるようになっても、
知らないこと、できないことや壁に打ち当たることが出てくると思います。
そんな時に検索力は必要になってくるので、これはこういう風に検索したらいいんだ!
という自分の引き出しを増やしていってみてください。
今回はポートフォリオのワイヤーフレームをかいてみようという内容です。
完成までは持っていきませんが、ロゴと同じようにどうなりたいか、どういう人に見てもらいたいかを
考えてやってみましょう。
誰に、何のために見せるポートフォリオ?
まず「誰に、何のために見せるポートフォリオか」を考えましょう。
フリーランスの方は、制作会社さん、広告代理店さん、事業主さん…etc
就職を目指す方は、会社の採用担当者さんですよね。
その方々が見たい情報ってなんだろう?と考えてみてください。
まずは色々書き出していきましょう。
大切なのは、
見る人はどういう入口から入るのか、見たあとにどういう気持ちになってもらいたいのか
入口と出口をちゃんと考えて、書き出してみるといいと思います。
まずは、誰に見せるポートフォリオなのか
色んな人が「こういうポートフォリオは印象が良かった!」と伝えているけれども、
主に伝えたい人が誰であるかによって、構成や入れる内容は変わってくると思います。
同じ制作会社さんであっても、
フリーランスとしてのポートフォリオと就職希望のポートフォリオは伝えることが違うはずです。
そして同じ就職希望であっても、制作会社と事業会社のポートフォリオも伝えることは違うはず。
そして、もっというと会社によって求めていることが違うから、ポートフォリオで伝えたいことは違うはず。
なので、会社ごとにつくれ!とまではいきませんが、
まずは、自分がどういう会社に就職したいのか・どういう会社(事業主)に営業したいのかを考える必要がありますよね。
とりあえず、書き出してみる
ロゴのときと同じ、何を伝えたいか、何を見てもらいたいか、
相手はどういうことを求めているのか、なぜ必要なのか…と書いていきましょう。
書き出す時には、まずは手書き、ある程度絞れてきたら、
mindmeister や miro 、 Notion とかがおすすめです。
私もよくこれでやっています。

いきなり、PCでブロックをつくりまーす!というのではなくて、
何を伝えたいのか、どういう人に伝えたいのか、なぜ伝えたいのかを、いっぱいいっぱい書き出してみてください。
そして、書き出したものを細分化してみてください。
例えば制作物にしても「デザイン、コーディング、ライティング、企画」など、何をどこまでしたのかを細分化する。
制作時間にしても、デザイン合計○時間、コンセプト決め○時間、、、など、作業の細分化をしてみる。
大事なのは、どういう風に入ってきて、どういう気持ちになってもらいたいのかを考えてつくることです。
会社員だったら、相手に「入社して一緒に働いてほしい、こういうことをしてほしい!」と思ってもらえることですよね。
つぎは取捨選択(整理)してみよう!
ポートフォリオは紙とWebどちらがいいですか?
紙ポートフォリオとWebポートフォリオどちらが有利ですか?
という話を見聞きしたりします。
Webも紙も両方作っていたほうがいい!という方もいますが、私は「やりたいこと」に焦点をあてて、
どちらかひとつだけでいいと思います。
どちらも制作して、熱意はかってもらえるかもしれないけど、
同じものが載っているものをなぜ2回も見ないといけないのか?
就職したい(仕事を請け負いたい)会社の気持ちになったらわかるはずです。
(仕事を受けたい・就職したい企業がどっちも欲しい!というのならどっちもですが…)
あとは掲載する内容を取捨選択して、考えてみましょう!
磨いてみる
そして、取捨選択して残したものを磨いていく作業です
本当にこれでいいのか?これで見てもらえるのか?
一緒に働きたいと思ってくれるのか、仕事を任せたいと思ってくれるか…?
なぜを深堀りして、考えてみましょう。
ワイヤーフレームをいったん完成させてみよう


今回は、デザインまでいかずに、とりあえず荒々しくもワイヤーフレームを完成させる!
ということで、ワイヤーフレームを書いてみました。
上記で書いた「書き出してみる」「取捨選択してみる」の間くらいの、ワイヤーフレームにしています。
このあと、数件制作物をつくるので、その間も「ならこういう風にポートフォリオつくったほうが…」
と考えながらつくってみてください。
最初は考えることから!
いきなりパソコンに向かって手を動かさない…
初学者のときに先輩にとっても注意された内容です。
まずは本当に必要か、なぜ必要かを考えること。
そのためには何が必要かを書き出すこと。
デザインが作れるようになったり、ソフトが使えるようになると、
つくってみたい気持ち、はやくつくりたい気持ちが先行して、どんどんパソコンに向かいます。
慣れてきたらそれでもいいんですが、最初はNGです。
まずは「なぜ」を考えることから。
初学者の頃、かなり厳しく言われ、矯正してもらって本当に感謝しています。
次は「自分の名刺」をつくってみよう!を書くつもりです。