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目標や目的があればスクールやコミュニティーもいいと思った話

こんにちは、さおり(@iropon30)です。
このブログで、コミュニティーやサロン、スクールにネガティブなイメージを持っていると散々書いてきましたし、その考えは変わっていません。

上記の記事の中でも書いておりますが、目標や目的があり情報の取捨選択ができればいいと思っています。
今日はそんな「目標や目的」と「情報の取捨選択ポイント」を自分なりにブログに書きます。

目次

高校生の塾を例にして考えてみよう

高校生が塾に通うことって必要だと思いますか?
私はこの問いの返答は「人によるよね」です。

例えば高校3年生の10月。卒業後は地元企業に就職が決まっている人に「塾に行く必要がありますか?」と聞かれた場合。
その人にもっと大きな目標があれば別ですが「ないんじゃない?」と返答します。高校生本人もきっと「行く必要ないな」と思っているはずです。

もうこの時点で「進むべき方向」がわかっているから、自分で塾が必要かどうかの判断、取捨選択ができるわけです。

高校入学時から難関大学を目指して頑張っている人がいたとします。
高校生は科目という勉強の細分化が予め行われており、そこに定量的な評価ができる点数がつきます。

例えば数学の点数が志望大学の合格ラインに届いていないのであれば、数学を重点的に勉強できる塾に通ったり、家庭教師をお願いしたりできます。

このように「目標」や「目的」が明確化されており、情報の取捨選択がきちんと行える状態であれば投資してもいいのかなと思っています。

定量的な評価、目的や目標を掲げていないコミュニティーが多いのでは?

定量的な評価・目的は?

例えば、「一人前のWebデザイナーを本気で目指す」を掲げているコミュニティーがあるとします。ではこの「一人前」「Webデザイナー」「本気」の定義は何でしょうか?

どこまですれば一人前、本気、Webデザイナーなんでしょうか?このようなことを書かれているコミュニティーがあればぜひその言葉の定義を聞いてみてほしいものです。

まずきちんとしたことを教える、目標がある場所であればこのような曖昧な言葉は使用しません。何ができるか、何を提供するかをきちんと記載しているはずです。

「自分のところのスクールに来たら稼げるようになる」「生徒さんが○○万円稼いだ!」という謳い文句も、稼ぐとは具体的にどのくらいなのか、それは万人に共通して提供されるのか?ということを問いたいです。きっと思ってたより稼げなかったことを問い詰めると「あなたの頑張りが足りない」などと言われるのではないでしょうか。

取捨選択の見定めのポイントは「細分化」と「問いかけ」

では自分にそのコミュニティーやサロン、スクールが必要かどうかの見定めのポイントは「細分化」だと考えています。
高校の科目のように必要なことを細分化し、捨てるもの、強化したいものを考えます。

ですから気になるコミュニティーやサロン、スクールがあれば何を提供するのかを「問いかけること」、認識の違いを防ぐためにきちんと定義のすり合わせを行うことが必要になってきます。

そして、その内容と自分のしたいことを細分化し、本当に自分の目標のために必要なのかを考えます。そこで必要と結論付けれるのであれば参加してもいいのかなと思います。

例えばBtoBのUIデザインを、実務を通して自分の考え方や手法を伝えるということを提供すると書かれている場合、何を提供するかは明確です。それを自分のモノにするのも自分、ダメにするのも自分。もし仮に提供されなかったら「提供されていませんよね?」と問いかけることができるからです。

そして、提供される内容が自分の目標に重ねると必要な場合に参加すればいいと思います。

現に私も「目的」がきちんと設定されているコミュニティーに参加していますし、
「目的」を明確化しているスクールに参加しようと意気込んでいます。スクールの掲げる「目的」が自分の「目標」と重なり、必要か必要でないかを判断できたので参加します。

あくまで補助ツールであるということ

スクールやサロンはあくまで補助ツール。塾と同じです。塾に行っていたら学校に行かなくていいなんてことはないですよね。それと同じです。

自分で勉強するという軸はありつつ、スクールは補助ツール。その補助ツールの選び方を間違えてはいけません。

定性的なことをウリにしているスクールにいる人の傾向として、個人的にはそこに入る安心感を求めている人が多い傾向があります。目的と目標を定量的に考えたりも、細分化することもせずにただただ受動的に、お金をかけて入っているのを見ると「大丈夫だろうか…」という気持ちになります。

株の損切りの概念と似ていて、ここまで投資したんだから…という気持ちで、また新たに投資したり、負債になるのに抱えたままWebデザイナーの道を歩いていこうとしていませんか?

せっかくの新年、気持ち新たに改めて月額制の何かに入っている人は自分の目標と目的を細分化し、そのコミュニティーが掲げていることをもう一度コミュニティーオーナーに問いかけ定量的な返答をもらうようにしてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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