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あなたが迫られている2択は本当に2択かどうかを今一度考えてみよう

こんにちは、さおり(@iropon30)です。
Twitter を見ていると、選択肢を2つ用意してあなたはどっち?と2択で選ばせたりする場面をたまに見ます。

140文字しかかけない、簡易なSNSだからなのかもしれませんが、そういう内容をそのまま鵜呑みにしても良いのでしょうか?

そういうのが目に入ったときは、本当に2択なの?なぜその選択肢なの?と考えたりします。例をあげると

  • 稼ぎたくて、Webデザイナーになりたい。制作は稼ぐ手段。
  • 制作したくて、Webデザイナーになりたい。制作が収入源とする

上記2点、どちらを目的にしますか?という問いに対してどう思いますか?


私は見ててもやもやしてしまいます。
なぜなら、2つは排反事象ではないし、なおかつその他の選択肢もあるからです。

制作がしたい!収入源として制作という手段を使うひとが「稼ぎたい」と思うことだってあるでしょう。
今回はもやもやした理由を、すこし簡単な例に落とし込んでブログに書きたいと思います。

目次

その選択肢はどんな選択肢?

自販機の例を見て考えてみる

ここに130円あります。自販機でブラックコーヒーとお茶どっちを買いますか?と2択を迫られたとします。
うーん、今日はお茶の気分だからお茶!というのもひとつの選択。少し考えてみると、何で他のは選択肢に入っていないの…?と思いませんか?別に微糖のコーヒーだって、アップルジュースだって選択肢になり得ます。

「自販機から買うジュース」は、そんなに深く考えず「じゃあ、お茶」って感じで選んでしまって良いかも知れませんが、稼ぎたいから制作とか、制作が好きでそれを収入源にするとかはそれはもう生活や人生が関わってきますから、もうすこし深く考えてみては?と思います。

サラダバーの例を考えてみる

自販機の例は「排反事象」であると思っていて、130円でジュースを買うとき、ブラックコーヒーを選べばお茶は選べない。2つは同時に起こり得ないと考えています。

でも最初にあげた例、稼ぎたいから制作とか、制作が好きでそれを収入源 というものは、「排反事象ではない」んですよね。

サラダバーを例にあげると、「キャベツとレタス、どっちを食べる?」と言われているようなもので、どっちも食べたい!って思いませんか?レタスもキャベツも半々で食べたい!とか、私はキャベツが好きだからキャベツ多めでレタス少なめ、とか。

それに、キャベツとレタスだけじゃない。他にもポテトサラダや水菜、トマト…よりどりみどりの選択肢から、少しずつ自分の好きなものを選んで自分のサラダを完成させたい!と思いませんか?

最初の投げかけはまさにこのサラダバーだと思っていて、他に選択肢がたくさんあるのに「レタスとキャベツ」にフォーカスをあてて、どっちかを選択させているという印象を受けました。

目標は色々な選択肢から吟味して、自分にあったものを考えていくのがいいのでは?と思っています。もっというと、別にサラダバーだけではなくて、いろんなメニューから選ぶことだってできるかもしれません。

鵜呑みにせず考えて、咀嚼するのが大事

2択を強いられることもあるかもしれませんが、まずは本当に2択なのか、良いように丸め込まれようとしていないか?という事を自分なりに考えて、意思決定するのも大切。

思想は人に決められるものではなく、自分で作り上げて行くものだと思っています。

人の考えを鵜呑みにせずに、自分で考え咀嚼して自分のものにしていくのが、大事だなと思っています。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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