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Slack の料金改定とフリープランの内容変更について

こんにちは、さおり(@iropon30)です。今日は先日発表されたSlack の料金改定とフリープランの内容変更について考えたことを書きます。

目次

料金改定とフリープランの内容変更

2022年9月1日からSlackのプロプランが料金改定、フリープランが内容変更になるとのこと。Slackには他にもビジネスプラスとEnterprise Gridがありますが、今回価格は据え置きとなるらしいので説明は割愛します。

プロプランの料金改定は月額で1ユーザー960円から1,050円、年間契約の場合は1か月あたり1ユーザー850円から925円となります。

またフリープランの内容変更としては、メッセージ数1万件、ストレージ容量5GBの利用上限が撤廃され、無制限に使用できる。また過去のメッセージ履歴やファイルを保存できるのは最大90日のみとなる。

つまり、今までメッセージ数1万件以内、ストレージ容量5GB以内であれば、過去のメッセージ履歴やファイルを保存できていたが、2022年9月1日以降は90日を過ぎたメッセージは表示されなくなるとのこと。

課金ユーザー以外の費用削減?

上記の料金改定から、メッセージを90日以上残したい場合はプロプランに変更する必要があります。つまり月額費用がかかるということ。内容を見た時に「強気に出ているなー」と思いました。

もうすでにプロプランのユーザー(企業)は、価格を見てどうするかを判断すると思います。見たところ、今更変えるのも…みたいな感じで値上げを受け入れ、従来どおりに使っていく企業さんが多いのではと思います。

今までフリープランで使用していた人たち(私もです)がどうするか。プロプランにするのか、Discordやその他ツールに移行するのか。

フリープランで使用しようと思っているユーザーはフリープランの範囲でどう使うか?を考えることが多いと思います。改定前の「メッセージ数1万件、ストレージ容量5GBの利用上限」であれば、例えば少人数のSlackのDMやプライベートチャンネルで、個人事業主が「2022年のオンライン発行の領収書はとりあえずSlackにアップしておいて、あとから整理しよう。確定申告前に見直そう。」という使い方ができてましたが、改定後はこういう使い方が不向きになりそうです。

Slackの無料で使えるしくみのなかで、使いやすいしくみをつくっていたのに、Slackのしくみが変わったら、自分たちのしくみを変えざるをえない…(有料or違うツール)。

他社のツールでしくみをつくることは、ありがたいこともありますが、このようなこともあるなと改めて感じました。
また、無料ユーザーにかかる費用をどうやって削減するか、サービス変更のタイミングや内容など今後の自分に活きる部分もあるかもしれないと思いました。

自分の実感と社会のズレを感じた

Slackの値上げ、Teamsが落ちた等のニュースの時にふと目に入ったツイート。自分のまわりだと、SlackやChatWorkが多いイメージでしたが、大企業ではそうではないようです。自分の実感値だけを信じず、なにか導入したり、実行するときには感に頼らずリサーチすることも大切だと改めて感じました。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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