こんにちは、さおり(@iropon30)です。
昨今の副業(複業)ブームもあり、Webデザイナーがとても増えているのをご存知ですか?
ただ、職業訓練校やWebデザインスクールに通って学んだだけで、自分がWebデザイナーとして活躍できると勘違いしている人も多いのが現実です。
そこで、この記事では、職業訓練校やWebデザインスクールを卒業しても活躍できない人と活躍できる人決定的な違いや、Webデザイナーとして就職するためのポイントを現役Webデザイナーの私目線でご紹介していきます。
職業訓練校やWebデザインスクールの卒業には価値がない?

職業訓練校やWebデザインスクールで学んだだけで安心してはいけません
Webデザイナーを志望している方の中で、特に注意して欲しいことがあります。
それは職業訓練校やWebデザインスクールに通って勉強するだけで満足することです。
Webデザイナーとして活躍するのであれば、学んだ内容を自分のものにする必要があります。
例えば、大学生が就職活動をする際には、インターンやボランティア、アルバイトなどをすることで、社会で働くことに関しての経験や知識を自分なりに学びます。
Webデザイナーとして働くときにも同じことが言えます。
なので、Webデザイナーとして活躍したいのであれば、職業訓練校やWebデザインスクールで学んだことを鵜呑みにするのではなく、学んだ内容を基に自分なりに理解して、それを応用して自分オリジナルのものにしてアウトプットしていく必要があるのです。
職業訓練校やWebデザインスクールを卒業したことに価値はありません
Webデザイナーとして就職活動をしている方の中で、自分をこのように紹介していませんか?
- 〇〇というWebデザインスクールに通い、現役Webデザイナーに指導していただきました!
- 〇〇校の〇〇コースを受講し、案件を獲得しました!
このような紹介文を書くことは、実は意味がありません。
というのもほとんどの場合、あなたが通っていたスクールを採用担当者は知らないからです。
例えば「東京大学を卒業しました!」などの誰でも知っているような実績であれば書く価値がありますが、Webデザイナーの場合は出身スクールなどを書く必要はないでしょう。
つまり、Webデザイナーとして大切なのは“どこで学んだか”よりも、“何を学んで、何ができるのか”ということです。
採用担当者は“どこかで見たことのある”ポートフォリオに嫌悪感を感じています。

私の勤めている会社には、未経験(スクールやサロン卒業)のWebデザイナー営業メールがくることがあります。
「協業してください!」というテンプレートのメール
メールのタイトルだけ見たら、引っ掛かるところは何もありませんが、内容をみてみたら驚きました。
どこかで見たことのあるようなポートフォリオ、テンプレートのような文章やタイトル…
正直、このようなメールが多すぎてメールのタイトルしか確認しなくなりました。
タイトルの確認後は…もうおわかりですね。
これはWebデザイナーとして働いている私の率直な意見ですが、
Webデザイナーの多くは同じく嫌悪感を感じているはずです。
つまり、あなたが応募しようと考えている採用担当者にも同じことが言えます。
採用担当者が“どこかで見たことのある”ポートフォリオを見たらどう思うでしょうか?
おそらく、「またこんな感じのポートフォリオね」と流してみるでしょう。
なので、WEBデザイナーとしての就活を有利に進めたいのであれば、あたかもスクールで習ったことを「そのまま作りました!」というポートフォリオを制作するのではなく、自分なりに学んだ内容を応用したポートフォリオを作るようにしましょう。
こんな人がWebデザイナーとして採用されやすい!

では、どんな人がWebデザイナーとして採用されやすいのでしょうか?
実際に採用されている方の特徴や、こういう方が応募してきたら嬉しい!という場合をご紹介していきます!
- 職業訓練校やWEBデザインスクールを卒業後、学んだことを応用してアウトプットできる方
- 「これがあったら便利だろうな」などの課題解決思考を持ち、自分で作りたいサイトのイメージを持っている方(作ったことがある)
- MENTAなどのサービスで指導を受けるなど、適切なフィードバックを受けたり、実務のためにアウトプットの質を高めようと努力されている方
続いては、就職前でもできる就職に有利になるオススメの実務経験を積む方法についてご紹介していきます。
- A8.net
などのASPに登録し、案件でランディングページなどを制作・公開・運用・改善をしてみる
- ココナラ
などのクラウドソーシングで、ライティングや写真、カメラマンさんなどに依頼を行い、実際の発注を行う立場を経験してみる
- クラウドソーシングでコンペに参加してみる(どうしたら選ばれるかを考えて、制作してみる)
よくあるロードマップで、知人・懇意にしている人、行きつけのお店などに
無料または安価で、制作させてくださいと営業してみてください。というのを見ます。
はっきり言って、これはおすすめできません。
適切なフィードバックを得ることができないこと、相手の事業がマイナスになる恐れがあること、などがあげられます。
まずはディレクターがついている案件に入ったりしてみたほうが、良いと思います。
自分で解決する力が求められます
どんなお仕事でも一番大切なことは「自分で考える力」です。
特にWebデザイナーの業務ではそれが求められます。
常に課題解決思考を持ち作業することはもちろん、新しく学んだことを自分なりに応用して技術として身につけるなど、常に考えることのできる人がWebデザインの業界でも重宝される人材になります。
現在Webデザイナーを目指している方は、ぜひ考える力を持った素敵なWebデザイナーになってください!