MENU

2022年7月に読んだ本

こんにちは、さおり(@iropon30)です。以前はあまり本を読めない人でしたが、最近読書にハマっております。というのも、デザイナーズヒュッゲでの積読会ハッカー飯積読罪会で読書を習慣化できつつあり、どんどん読みたくなる…不思議ですね。

読んで自分ではメモを残しているものの、もう少し人の目に触れるかもしれない状況で感想を書いたほうがいいのかもと思いブログに書いていきます。積読罪会は3月くらいからしているので、3月から振りかえるのもいいと思ったのですが、内容が薄れていっている…ということで、とりあえず7月に読んだ本の感想を書いていこうと思います。

目次

問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション

読もうと思った理由

以前HELLO,DESIGN 日本人とデザインという本を読んだ時に、日本人は問いの立て方があまり上手ではないというのを目にして、課題解決だと口では言っているものの、問題設定が大事だよなあと思い読みはじめました。

読んだ感想

ワークショップ、ファシリテーションについての大事なことがつまっている一冊でした。また、ワークショップに限らず、ユーザーインタビューや制作物にも応用できることが多いと感じました。以前受けた実際のプロダクトで学ぶB2B UIデザイン [Uzabase B2B SaaS Business CDO]×[1on1] を思い出したり、現在受けているコーチングの場面が浮かぶことも多かったです。

問いとはなにか?どういう問いがいいのか?課題をどう定義するか?質問と発問と問いの違いなどを丁寧に言語化し、また具体例も示してくださっている本です。本の内容を実践していく機会を自分から得ないとと思いました。

Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法

読もうと思った理由

仕事でCSS設計に関してどのような設計手法があって、それぞれの特徴を知りたかったため。

読んだ感想

業務でCSS設計を考える必要が出てきたので、手にとってみました。本書の最初の方に「壊れない完璧な設計を求めるのではなく、壊れたときに勇気を持って修復できる設計を」と書かれていたのが印象的でした。今改修しようとしているCSSは「ここを変更したらどれだけの部分に影響が出るんだろうか…」と不安に思いながら改修していることも多いため、思い切って修復できるような設計を心がけようと思いました。

2014年発行ですが、また必要なときに読み返したい本です。

はじめての哲学的思考

読もうと思った理由

上記の問いのデザインの文中に出てきていたので、興味を持ちました。ざっくり哲学思考を考えるきっかけにしたいと思い読みはじめました。

読んだ感想

哲学的思考とありますが、「本質観取の①体験に即して考える②問題意識を出し合う③事例を出し合う④事例を分類し名前をつける(キーワードを見つける)⑤すべての事例の共通性を考える⑥最初の問題意識や疑問点に答える」や、「問いのマジックにひっかからない」「一般化のワナになっていないか?を問う」などをはじめ、ユーザーリサーチや日々のデザインに活用できる考え方がつまっているように感じました。

哲学は役に立つ、宗教とは何が違うの?、科学とは何が違うの?など、気になる部分が章立てになっているので読みやすかったです。

観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

読もうと思った理由

問いのデザインを読んだことでレコメンドされたと思う。HELLO,DESIGN 日本人とデザインを読み、観察力を鍛えたいなと思っていたので購入しました。

読んだ感想

まだ自分の中で咀嚼できていない部分も大きいが、興味深いことが読みやすく書いてあった。

例えば、観察を阻むものだったり、バイアスや感情の分け方、個性は存在せず関係性がある、あいまいな世界・「わかる」とは心のシャッターを下ろすことなど。どの世界線を生きるかにより、人生は旅といえたり、双六と言えたり…というのは面白かった。またどこかで読み直したい。

バイブルになりそう!

柴犬でもわかるFLOCSS

柴犬でもわかるFLOCSS

読もうと思った理由

仕事でCSS設計・FLOCSSについて知る必要があったため。

読んだ感想

なんとなくの内容はつかめたので、実際に色々試してみようと思いました。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

読もうと思った理由

おすすめされ、パラパラと目を通してよさそう!と思い積ん読していたままだったので、そろそろ読もうと思い手に取りました。

読んだ感想

問題解決とは、ひらたくいうと「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ちてまで考え抜き」「実行する」ことと書かれており、それぞれをどのようにするか?というのが具体例を出して書かれているのでわかりやすいです。

分解の木は原因を探し出したり、アイディアを出すのに便利。MECE(ミーシー)の考え方かな?以前、育成についてブログに書きましたがそこにも通じるかなと思いました。

まとめ

2022年7月に読んだ本を紹介しました。来月以降も続けられるように読んでいきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

にほんブログ村の応援もよろしくお願いします。

目次