ひとつのページに情報が集約されており、とても便利なポータルサイトですが、何気なく使用していると損をする可能性もあります。損をしないためにも、ポータルサイトとはどのような仕組みで運営されているのかを知ることが大切です。
そこで、この記事ではポータルサイトを使用して損しないための付き合い方をご紹介していきます。
ポータルサイトを使ったことのない方はいないはずですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ポータルサイトとは?
ポータルサイトとは、『入り口』や『玄関口』という意味をもち、インターネットで情報を見たり探したりすることが目的に作られたサイトのことを指した集客などが目的に制作されたサイトのことです。
ポータルサイトは私たちの身近にも多く存在し、代表的なポータルサイトは「Yahoo! JAPAN」や「Google」、「一括見積サイト」などが挙げられます。
このように、ひとつのページにニュースや外部サイトなどの情報(リンク)がまとめられているのです。
ポータルサイトは専門的な業種にも採用されており、不動産・葬儀・採用など、多くの業種で用いられていますので一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ポータルサイトのビジネスモデル
ポータルサイトの運営から考えられるビジネスモデルの代表的な例は下記の2つです。
- 広告収入
- 月額・年会費
それぞれの特徴についてご紹介していきます。
広告収入
先ほどもご紹介したように、ポータルサイトには自社コンテンツ以外のリンクを掲載しますが、ここから掲載費用として広告費を得ることがポータルサイトの代表的なビジネスモデルです。
広告掲載期間によって費用が支払われる場合や、掲載したリンクから商品・サービスが購入されたときに費用が支払われる場合など、広告収入のタイミングや仕様はサイトによって様々です。
月額・年会費
ポータルサイトの利用料として月額・年会費を集める方法です。
月額・年会費には大きく分けて2つの方法があり、サイト閲覧者から利用料を得る方法や自身のリンク(広告)を掲載する費用から得る方法があげられます。
ポータルサイトの「からくり」を知ろう
ポータルサイトを何気なく利用していると。基本的には無料利用できますので損している感じはしませんが、実はある「からくり」が存在します。
先ほどもお伝えしたように、ポータルサイトを利用する業者は、ポータルサイトの運営会社に対して少なからず利用料を支払っています。
その利用料金分、今から自分が受けるサービスから引かれる可能性があることを、きちんと考えておきましょう。
例えば、旅行のポータルサイトでホテルを予約、サービスを受けた時に、自社サイトから予約したほうが安かった。ポータルサイトにはないプランがあったというのはよくある話です。
ポータルサイトのメリット・デメリット
とはいえ、ポータルサイトと上手に付き合えれば非常に便利なサイトであることは間違いありません。
そこで、ポータルサイトのメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。
ポータルサイトのメリットは!
ポータルサイトの最大のメリットは、その情報量です。
例えば、あなたが賃貸を借りるとするのであれば、「SUUMO」や「HOME’S」などのポータルサイトを利用すると思います。無数にある物件の中からあなたにピッタリの賃貸を探すのであれば、ポータルサイトなしには考えられないはずです。
他にも、出てきた情報を簡単に比較・検討できることもできます。通常であれば、たくさんの時間がかかる比較・検討がポータルサイト内で完結できることも多いです。
このように、多くの情報を必要とし、比較検討する場面ではポータルサイトは必要不可欠な存在になります。
デメリットを知っておこう!
ポータルサイトのデメリットは、「手数料」分のサービスを受けれなくなる可能性があることです。
「手数料は〇〇円です」とわかると、その分自社ページで良いプランがあるはず!とカンのいいユーザーは離脱してしまう可能性があるので、業者は手数料が発生する旨は伝えてくれません。
実際は手数料分提供サービスのランクが落ちたりするケースもありますので、購入するサービスによっては直接その店舗に問い合わせた方が安く済んだり、提供サービスのランクが上がったりする場合もあるでしょう。
ポータルサイトに悩まされているひとはポータルサイトとうまく付き合うことが大切
今回はポータルサイトとの上手な付き合い方についてご紹介していきました。
情報が集約されていて便利なポータルサイトですが、しっかりと状況を考えて利用すると上手に付き合うことができるはずですよ。