こんにちは、さおり(@iropon30)です。
巷で話題になっている「ワークマン女子」に憧れたわけではありませんが、先日実家に帰ったときに、母が「最近のワークマンはすごいから!めっちゃいいから!」と推してくるので一緒に行ってみました。
ワークマンの商品を色々見てみると「これいいな!」とか、「観察って大切だな」と改めて思いました。その時のことを書いておきます。
ワークマンプラスに行きました
実家から来るまで1時間ほどのワークマンに行きました。ちなみに30分でも行けそうなワークマンもありましたが、ワークマンプラスだし、他にもお店があるしということで、1時間ほどかかるワークマンに行きました。
最近のワークマンのイメージは「ワークマン女子」というブランディングで、女性も多いわよ〜というイメージを持っていたのですが(テレビで見る都会のワークマンは、なんかおしゃれな感じを醸し出しているので)、やはりのどかな田舎。作業着のオジサマたちが入れ替わりという感じの客層でした。
どう使うの?竹バイザー
色々商品を見ていると「竹バイザー」なるものがありました。ヘルメットにはめ込むだけで、日差しが防げるスグレモノ。価格はそんなに高くないですが、見た瞬間、売れるんだろうか?と正直思いました。一緒に行った母親に「色々あるね。。。竹バイザーって売れるんだろうか?」と聞いたら「バカにしたらいけんよ!田んぼをお願いしてお米作ってくれるおじさんとか、工事の人とかけっこうしている人多いよ!」
続けて母が「私最初、麦わら帽子をアレンジして作ってるんかと思ったんだけど、商品があるんやね〜」と。なるほど。もしかしたら最初は日差しがたまらなくて、麦わら帽子とヘルメットを重ねてた?麦わら帽子がこもるから頭の部分を切った?
この商品が開発されるまでに、工事現場や農家の人の声を聞いたり、観察したり、いろいろな事があってこの商品はでき、毎年たくさんの人の日差しを防いでいるんだなと感じました。そして、まずは現場の観察やリサーチって大切なんだなと改めて思いました。
ファイングリップシューズ
以前から大人気のファイングリップシューズはワークマンの人気商品。もともとは、厨房などの滑りやすい水場や油っぽい場所での作業でも安心して動ける様に開発されたもの。ですが「滑らない」という特性が妊婦さんやママさんに好評で大人気商品に!今では女性向けのデザインも出ているほど人気のようです。
最初は厨房の方へのリサーチ、厨房などの油っぽい場所で滑っている人を多く見かけた中での商品開発だったのではないでしょうか。そして「滑りにくい靴」を探していた妊婦さんやママさんのニーズと合致して口コミや広告などで広まり、そういう方面でも人気商品になったのではないでしょうか。(もしかしたら、最初から狙っていたかもですが…)
まとめ
デザイン思考の本でよく「観察が大切」と書かれているけれども、サービスやソフトウェアだけでなく、身近な商品にも観察を紐解くものがあるなと感じました。
販売されている物ができるわけや、小さな観察をこれからも続けていこうと改めて思いました。