こんにちは、さおり(@iropon30)です。
ちゃんと公開アカウントではじめたTwitter。やってみて1年くらい経った感想を書いてみます。
Twitterをはじめた理由としては、(Webデザイナーの)世の中の動向を知りたかったということと、横(というか上の方)との繋がりができたらいいなとおもったからです。
いつも(@iropon30)のアカウントをはじめたとき、その後ブログアカウント(@iropons30)をはじめたときに思ったことを書きたいと思います。
自分は誰のターゲットかな?を考えてみよう!という記事をかけたらとおもいます。
ちなみに私はだれ?
数年間、Webデザイナーとして働いている会社員です。詳しいプロフィールはここを見てください。
一生勉強!一生駆け出し精神ではありますが、駆け出しとは言えない年数になってきました。
Webデザイナーになるぞ!自由を手に入れるぞというポジションではないです。
インフルエンサー(もどき)や影響力をつけたい!という方を見ると、どういうお考えなのかな?と違う方面から興味が湧くデザイナーです。
DMの内容から見るターゲット設定
パターン化している大量DMの洗礼
忘れたくても忘れられない、親の顔より見たかもしれない勧誘DM。しかも大体内容一緒なんですよね。パターンにして5もありません。Twitterはじめてすぐは、この大量DMの洗礼を漏れなく受けますよね。
きっと「このタグを付けてるひと」や「フォロバしてくれたひと」など何か基準があって送っているのでしょうが、この方たちのターゲットは情報弱者で、その情弱を見分けるコストすらも惜しいから「数撃てば当たるだろ!」という戦法でDMを打ちまくっているんでしょう。一体どれくらいの時間を費やしているんでしょうか。個人的にはそういう時間をブログを書いたり、外にアルバイトに出たほうがよっぽど良いんじゃと思います。
数撃てば当たる戦法で威力を発揮するパターンもありますが、この胡散臭いDMは全く発揮しないと思います。
自分がDMを送っている人のアカウントっぽいものをつくって、似たような事をつぶやき、似たようにフォロバすると、どれくらいDMが送られてくるか一度の相手の立場に立ってみてはと感じます。
その判断ができないから、中身のない長文勧誘DMが送られてくるんでしょうけど。
こんにちは!Webデザイナーを目指してるんですね?系
これもパターン化といえばパターンなのですが、交流を持ってから勧誘するタイプ。
「Webデザイナーを目指されているんですね!自分は学生ですが、業界をよく知っているので、力になれると思います!一度話しませんか?」
私のプロフィールの書き方が悪いのか、使っているタグが悪いのかわかりませんが私はWebデザイナーを目指す立場ではありません。仕事にしています。若い方で業界をよく知っている方ももちろん多いですが、こんな風にDMでオラオラ言ってくる方はたいてい私より業界を知らないことが多いです。
でももしかしたら自分より業界を知っているかもしれない!と思い、一度Zoomで話してみました。
結果として「この人は私に何をしたかったんだろう?」と疑問が残るZoomでした。後から調べてみると、その人と話すと「Webデザイナーはオワコン、これからはプログラミング!だからプログラミングスクール行こう!」で数十万円のスクールの勧誘をされるそう。たぶん私にもそういう話に持っていきたかったんでしょうけど、勧誘のポイントがなかったんでしょうね。数分で話は終わりました。最後にTwitterのヘッダー画像にウォーターマークが入っている画像を使っていたので、変えたほうがいいよとアドバイスして終わりました。本当に業界知ってる!?とつっこみたかったですが、まあ返答は予想できるのでやめました。
そして、さらに上を行く「この人は私に何をしたかったんだろう?」が、他愛もない雑談を繰り広げてくるタイプです。友達や知り合いであれば他愛もない雑談はしますが、どこの誰かもわからない人となぜ雑談をしなければならないのでしょうか?
仲良くしてください!と連絡が来て、よろしくお願いします!と返答した程度の人から、「土日がお休みなんですか?」「会社員ですか?フリーランスですか?」と、知り合いとの雑談でも返答がめんどくさい内容を送ってきます。
マッチングアプリみたいに「出会う!」という目的があるのであれば雑談に意味があることは理解できます。TwitterのDMでの雑談は目的がわからないので意味がわかりません。仲良くって土日が休みとか、フリーランスかとか聞くことなの?
とりあえず私はめんどくさいですし、時間の無駄だと思い無視してしまいます。Webデザイナーを目指しているのであれば、相手の気持ちにたって、このようなDMが送られてきたらどうか?ということを考えたほうが良いのでは…
というか、そんな人と話している時間があったら、制作したり考えたりしたほうがとも思います。
しかも無視するとフォローを外されます。本当に謎です。あなたも忙しい時や意味がわからない友人のLINE、無視することないですかー?と言ってやりたい。
けれども、Webデザイナーになろう!と思って右も左もわからない。横のつながりが欲しい人には「もしかすると一緒に頑張れるんじゃ?」と思ってしまうかもしれませんね。
Twitterの行動から見るターゲット設定
上記はThe勧誘。勧誘のそれという典型パターンですね。
ではそういうパターンでない、DMが絡まない行動パターンからターゲット設定していたんだなぁと感じた場面を紹介します。
フォロワー○○人記念!質問大会をします!
ある方がフォロワー○○人記念で質問大会をしていました。私も興味があったので、質問してみました。
でもその質問に返答されることはありませんでした。
数にして20名もいかない程度。
私はスパルタか!?とも思いつつ思ってしまう「(20名程度なら)答えてくれないの?」と。
ゆっくり返答していきます、と書いているからいつか来るかなーと見てたけど一向に来ません。(笑)
お前どんだけ意地悪な質問したんだよ!と突っ込むかもしれませんが、普通にデザインの質問したよ!(ちょっと答えにくいかもだけど)
最近その方、いつかはオンラインコミュニティーやりたいってボソリとつぶやいていて。
ああ、私はいつかのターゲットじゃないから、返答されなかったんだと気づきました。
その人にとって、ちやほや褒め称えてくれる(承認欲求を満たしてくれる)人と、
いつかのお客さまになってくれる人がターゲットで、それ以外は時間の無駄であって相手をする存在でないんだろうなと。
○○セミナーをします!受講者募集中です
業界に入って数ヶ月〜3年未満で、○○セミナーを開始します!と教える側にまわる方がいらっしゃいます。
あれ?数ヶ月前まで炎上していたコンサルに入っていなかった?あのスクール卒業したてじゃない?みたいな方が、数万〜数十万するセミナーを販売していたりしています。
先日も記事を書きましたが、「何かを提供して」「毎月定期的に」「収入を得たい」 という思想からこのようなセミナーやサロン・コミュニティへの入会を促しているんだと考えています。本業で忙しければそもそもそういうセミナーは開かないでしょうし、本業で活躍されている方はそのようなセミナーで小金を稼ぐよりも、世の中にインパクトを残すような価値提供をされることに勤しむのではないでしょうか。

もちろん、スキル・技術ともに数ヶ月でもすごい方はいらっしゃいますが、私の感覚的にはスキル・技術ともにすごい方は、人に教えるという選択肢をとりお金をいただくということをしている人はいません。
「お金をいただき、技術やマインドを教える」といって集客をすると、どうしても集まったひとのスキルや気持ちの差が出てきます。審査がある、試験があるなど記載されていても基本は来るもの拒まずの姿勢でしょう。コミュニティやサロンなどの来る者拒まずの姿勢のメンバーが全員意識高くなにかに取り組んでいるとは到底思えません。きちんと取り組んでいる人がいたとしても、楽に稼げたら、楽に手に職つけれたら…そういう方がいるのも事実。意識の振れ幅が大きい人たちの相手をするのは、とてもコストがかかりますし心に負担が来ると思います。実際に優秀な方がそういう「教えの場」に入るが、耐えられなくなり「実務の場」に戻ってくるのはたまに目にします。
遠回りしましたが、優秀な方は高額なお金をいただいてまでセミナーをしたりしないと思うという事をお伝えしたかったです。
そして、そのような方がターゲットにしているのが初学者さん。ツイートやプロフィールにどこのサロンに入っているかのハッシュタグ。一緒に頑張る人を見つけたい!という純粋な思いで書いた「職業訓練校中」や「子供との時間をつくりたくて」という文字。他にも要素はあると思いますが、このような内容に反応してセミナーをしている人はあなたに「いいね!」をつけたり、フォローしたりします。
これから頑張るぞ!と思っている時に、「少し先を行っている、フォロワー数千人の、こんな風になりたいなと思える人」にフォローされた。その人にいいねをいただく。リプをいただく、交流する。安心してくる…
どうなるか、想像するのは容易いですね。
また、そのようなセミナーやオンラインサロン、コミュニティーを運営している人同士は相互的にターゲットになると思います。ここでお金を落としたんだから、次は私のところで。じゃあ次は僕のところでお金や時間を投資して、自分をヨイショしてねを繰り返すと思います。
こういうセミナーやオンラインサロン、コミュニティーを運営している人からして私はターゲットではありません。もちろんセミナーやサロンに入りませんし、こういうことに時間やお金を投資することを初学者にオススメしたりもしませんもの。
まとめ
変なDMやZoomしませんかDMはもちろん怪しさ満点ですが、質問大会だったり、サロン入会やセミナーを販売している(本業忙しかったりしたらしないでしょとは思うけど)いつも楽しく交流している「少し先を走っている先輩」と思っている人、本当にあなたの先を走っている人なのでしょうか?その人がどういう思想で交流してくるかを今一度考えて「なぜ」を深堀りすることも、Webデザイナーに必要な考えではないでしょうか。
1年間Twitterをやってみて、こんな事を考えた日でした。