こんにちは、さおり(@iropon30)です。
「あなたの強みはなんですか?」の返答を持てること。「私の強みはコレだ!」と言えることを持つのは大切です。ですが、その強み本当に強みになるかをきちんと考えたほうがいいのでは?と思うこともあります。
「強みは自分の中にある」それ、本当にあなたの強みですか?ひとりよがりではない「自分の強み」見つけてはどうかなと思い、記事を書いてみます。
スキルの強みと、好きなもの・興味ある強みは違うんじゃ?
スキルとしての強みとは?今回は「相手にメリットがある長所」と定義します。相手は今回「企業・取引先」とすると、仕事に直接活かせるものだと思います。
対して、好きなもの・興味のあるものは、「相手にとって直接的なメリットは無いものの、優れているところ」と定義します。
「強みは自分の中にある」と言っても、相手にメリットがあるのか、直接的なメリットはない物なのかは理解していたほうがいいと思います。
想起してもらえる・覚えてもらいやすいという理由で「好きなもの・興味のあるもの」を「強み」としてアピールするのもいいと思いますが、そのアピールをきちんとスキルにしたほうがよほどいいのではないかと思います。
じゃあスキルはどう見つけるの?
よく言われる「スキル」と「スキル」をかけ合わせると「レア人材」になると言われていますが、興味のあることとちょっとできることをかけ合わせてもレア人材にはならないと思います。自分の興味を持っていること、好きなことをスキルとして身につけることを「自分の中から強みをみつける」ことになるんじゃないかなと思います。
ただ単に、自分の好きなことを強みにしていては、エセレア人材ばかりになってしまいますよね。
ではスキルはどのように見つけるのか?
スキルや強みは「相手にメリットがある長所」であるのであれば、「市場が求めているもの・スキル」を求人情報やクラウドソーシングサイトなどで調べてみてはどうかな?と思います。

市場が求めているスキル、自分がどこで活躍・貢献したいのかを考えて、自分の好きなことや興味のあることを「強み」にしていくことに力を注いだほうがいいのでは?
好きなもの・興味あることをスキルにするために意識を変えたほうがいいのでは?
なぜこんな記事を書いているかというと、冒頭でも書いたとおり、本当に強みになるかをきちんと考えたほうがいいんじゃないか?と思うことがあって。
好きなことや興味があることをきちんと持っていることは、素晴らしいことだと思います。「自分の中にある!」と満足せずにその好きなことを「スキルとしての強み」にしたほうがいいんじゃないかと思って。
好きなこと・興味があること止まりだと、嫌なふうに言うと「スキルがないから、小手先のものをかけ合わせて強みっぽく見せてるんですよ」みたいな感じに見えてしまって。
一度自分のスキルやできること、興味のあることを棚卸しして、どうこれからを組み立てていくかを今一度考えたほうがいいのではないかと思いました。

SWOT分析
Web制作に携わると、分析や法則などをよく聞いたりするかと思います。その練習で自分の興味のあることや強みを分析して、市場にどう活かすのか?という事を考えてもいいのかなと思っています。

例としてSWOT分析をあげてみました。目的を明確にして考える。そして戦略や戦術として、計画に落とし込む。
戦略や戦術として、自分の好きなものや興味のあることが、「スキルとしての強み」として活きる場所はあるのか?思っている以上にあるのか?では違うものを見つけて、伸ばすほうがいいのか?などを考えて「好きや興味がある」から「スキルとしての強み」にしてみてはどうでしょうか。
まとめ
「あなたの強みはなんですか?」それは「好きなことや興味のあること」を聞かれているのか?もちろんそういう場合もあると思います。しかし、多くは「仕事に活きるスキルは何?」ではないでしょうか?
自分のスキルと市場が求めているスキルの差を理解して埋める必要性があるのではないでしょうか。「好きなことや興味があること」を持って甘んじるのではなく、それをスキルとして持つように考えていくのが大事かなと思いました。