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メディアを持つときも覚悟が必要

こんにちは、さおり(@iropon30)です。メディアというか、ホームページやオウンドメディアを持つことは恐ろしさや責任が伴うなと思ったので書いてみます。

目次

体験談〜メディアをつくりたいという気持ちからメディアができるまで〜

わたしは最初の制作会社で「メディアをつくりたい!」と上司が意気込んでいるときに入社しました。というか、もうほぼできてました。リリース後のカスタマイズや修正だけ私がしてね!という感じで引き継がれました。

(scss の元ファイルがないので、いただけませんか?と質問すると、コンパイル環境が違うからできないっすねーwみたいなフリーランスの方に頼んでいて、自分で修正するときに、地獄をみた記憶が蘇りました。いい値段取られていたのに。私への教育料込みの値段だと聞いていたのに。でもまあ、自分の仕事が少なくなるようなことはしないよね。それなら教育受けなければいいのに!と溢れ出る負の感情。いかんいかん!)

実際に制作されたメディアは「掲載費○○万円、(媒体が存在する間は)掲載期間3ヶ月、取材・撮影・執筆全部おまかせ!掲載されたページの html ファイルをプレゼント。ご自身のサーバーにアップするだけで、あなたのドメインでページを紹介できます。」といった内容でした。

「掲載されたページの html ファイルをプレゼント。ご自身のサーバーにアップするだけで、あなたのドメインでページを紹介できます。」というところは、あるメディアに掲載するときに「独自ドメイン以外はURLに記載禁止」という規約があったため、このような仕様になりました。

例えるなら、リクナビに掲載して、マイナビのURL載せたい!という感じですかね。なんで他の求人サイトにリンクしてるの!自分のところから応募してくれないと効果測定できないじゃない!みたいなのをイメージしていただけると。

私がいた会社は代理店営業をしている会社(販売パートナーという立ち位置)だったので、きっとメーカーになりたいという憧れがあったんじゃないかと思います。

流通しているメディアの掲載費より安価で、取材・撮影・執筆(3000字over!)もするので手厚い。掲載期間も長いのできっとそれなりに「うまくいくだろう」と上層部は思っていたんだと思います。むしろ営業さんがなかなか売れないのを見て「売る気はあるのか?」「いい商品なのに!」と言ったりもしていたので、まぁ思ってたんでしょう。

(ちなみに、その頃の私は「うーん…うまくいえないけど難しいんじゃ?でもどう言えばいいんだろう」という感じでした。自分の知っているWebのこととつなげると、うまくいきそうにないなという感覚はあったものの、うまく説明できませんでした。掲載された html プレゼントしたら、全く同じページ出来上がったらSEO的に駄目じゃん?とも思っていましたが、うまく説明できず。)

走り出してみると案の定、掲載社数は増えない、アクセス数も少ない、もちろん応募も少ないという悲しい現実が待っていました。予想していなかった悪い数字に「Web広告出してみる?」とか、「こういう風に宣伝してみようか?」とか、「掲載期間伸ばしてみる?」というのが後からどんどん出てきました(改良になったところも、改悪になったところもあります)。今思うとこのときに予め考えておくことは大事だな、戦略って大事だと思うきっかけかもしれません。

メディアをつくる責任

退職後このメディアとみた時、いつの間にか無くなってました。

最初に「なくなってる!」と思った時、ドメインの有効期限が切れていました。更新し忘れたかな?とか思ったのですが、たぶん掲載数も伸びないし、労力もかかるし(取材・撮影・執筆)、ちょうどいいタイミングだからやめちまえとおもったのか、そのドメインが更新されることはありませんでした。

ドメインが更新されないと何が起こるか?、実際にはこのようなリスクになるのかと改めて学びました。

掲載された html プレゼントでの弊害

このメディアの特徴を思い出していただきたいのですが、

「掲載費○○万円、(媒体が存在する間は)掲載期間3ヶ月、取材・撮影・執筆全部おまかせ!掲載されたページの html ファイルをプレゼント。ご自身のサーバーにアップするだけで、あなたのドメインでページを紹介できます。」

「掲載された html ファイルをプレゼント。」同じページが違うドメインにあるのってどうなの?というのは、いったん横に置いておいて。

同じページのhtml ファイルだけ渡すということは、画像やcss、javascriptファイルは消えたメディアのサーバーから読み込んでいます。

ドメインを更新し忘れたら?サイトを閉鎖したら?このhtml ファイルは「画像見れない、css反映されない」という、なんとも悲しいサイトになることでしょう。

きっと、閉鎖するときに企業に連絡はしているでしょうけど、相手のサーバーにアップしているものは相手しか消せないです。そして、もし消すことでホームページ管理会社から費用がとられたら。会社にいいイメージもちませんよね。「新しいメディアつくったんで…」と言われても、またそうなるんでしょ?とか思われそうですよね。

「掲載されました!」というリンク

○○に掲載されました!というリンクをホームページに貼っている場合、ドメインやサーバーの更新を忘れた場合、アクセスできなくなります。このアクセスできないのは良くないですが、もっといけないパターンもあるなと。

他の会社がドメインを取得することです。アクセスが少なかったとはいえ、数年運用しており、広告運用もしていたのでドメインパワーはそれなりにあると思います。「他社に取得される」という可能性を考えなかったのかな…と。例えばそのドメインで競合がメディアをはじめたら?いかがわしいサイト運営をはじめたら?メディアに掲載していた会社さんがリンクを消し忘れていたら?競合他社にアクセスを促すことになりますし、いかがわしいサイトだったらと考えると…

メディアを持つということ、掲載料をいただいて掲載すること、契約書の大切さ、ドメインを持ち続けること…色々なことを想定しないと、大変な事になるなと改めて感じました。

まとめ

今回はメディアを持つこと、ドメインを取得すること、掲載料をいただいて掲載することはどれも覚悟のいることだと改めて感じました。

感謝していることも多々ありますが、今思うと前の会社は行き当たりばったりだったなと思うことも多いです。

もともと「Web」を専門にやっているひとがいなかったことが、すべての元凶かなと思っています。なぜそうなったかは、また別の記事で書こうかな。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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