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使われる(であろう)ものをつくりたい

こんにちは、さおり(@iropon30)です。ブログの更新を怠っていましたが、今年のまとめを書こうと思います。

11月はブログを書こうとしても手が止まってしまい「こういうときは書かないほうがいいかな」と思い更新しませんでした。12月になって書きたいことが出てきてブログに向かう時間も下書きも増えてきたので、今月からまた更新していきます。

目次

今年の振り返り

毎年年末に「今年はこんな年だったな」とか「なにかしただろうか(いやしていない)」という気持ちになりますが、今年は思い出せるようなこと・思い出したいことが例年より多いと思います。ひとつひとつ振り返ります。

ブログをはじめた

正確には2021年からはじめましたが、1年間自分のブログを持つということをはじめてした年でした。アウトプットの場があるのとないのとでは自分の意識が変わることを感じました。

例えば、「電車の社内広告を見る」という行為も、「ぼーっ」と見る、「この広告いいかも!」と思う、「ターゲットはどんな人だろうか?なんで電車広告?」などと考えながら見るの他に「これはブログにまとめたい・こういう視点でブログかけるかも!」と思いながら見るが加わりました。

アウトプットを考える、またアウトプットすることで「この時にこういうことを考えていた気がする!」と振り返る機会にもなります。考えたことや思ったことを人に見えるかたちでアウトプットできる場は、ものの見方も変えるなとあらためて感じました。これからもブログがある生活を続けていこうと思います。

講座を受講した

実際のプロダクトで学ぶB2B UIデザイン [Uzabase B2B SaaS Business CDO]×[1on1]を受講しました。

この講座がわたしのデザイナー人生の分岐点になると思っています。講座を受けて、デザイナーとしての意識、向き合い方が変わったと感じています。

講座ではたくさんのことを得られましたが、特に「トモさんならどう考えるか?」という視点を持てたことは大きいです。他にも「この部分、トモさんからこういうふうに指摘されそう…!」とか、「こういう言葉を使うとトモさんに突っ込まれるな」とワンクッション置くようになりました。「他人の頭で考える」というのはこういう事なんだろうなと感じています。

受講したときに学んだこと、感じたこともこのブログに書きました。久しぶりに振り返ってみたのですが、濃い2ヶ月半を過ごしていました。振り返りにも使えるのでブログいいですね。

「D.TOKYOのOB」になれたことも嬉しいです!今年の後半からOB限定のウェビナーや忘年会があり、今後もウェビナーはもちろん、新しい試みも増やしていくそうです。

積読罪会、続けられた

ハッカー飯積読罪会という、30分ほど読んだあとに参加者で読んだ本の感想を言う会を10ヶ月続けました!来年も続けようと思っています。

ゆるくやっていますが時間と曜日だけはゆるくなく、毎週土曜日の朝9時(つい先日まで8時でした)にやっています。金曜日に飲みすぎたときは欠席しようか悩んだときもあります。3分前までトイレでリバースし、読書をはじめた日もありました。(笑えない)

結果的にお休みしたのは旅行のために新幹線に乗っていた1日。いろんな方が参加してくださって、一人で読んだ日も1日だけでした。私の中で土曜日の朝は読書をすることが習慣化できましたし、人に伝えるというアクションがあることでどう伝えようか?という視点で本を読めるのも良いです。これからも続けていきたい習慣のひとつです。

余談ですが、大学生の頃に授業で「●年後の自分」というポスター発表をしたとき、今まで話したことない男性の発表を聞きに行き、その人が言っていた「書を捨てよ町へ出ようという言葉が好き。これからは積極的に街に出たい。」と言っていて、そのときはふーんという気持ちでしたが、今だとこれはたくさん読んだ人の言葉なのかもと感じています。

コーチングを受けている

去年の2月から、すぐさんにコーチングをお願いしています。体験セッションからモニターとして5回、その後継続セッションをお願いしています。継続セッションも残すはあと1回…

コーチングを受けて、1時間自分と向き合う時間を強制的にとれるのはいいなと感じています。自分の心の奥底にあるものに気づける時間な気がします。またコーチングをお願いしてから、自分のことを考える時間が増え、ふとしたときに「私の気持ちはこうだったんだ」と考えられるようになったのは貴重な体験でした。

コーチングをお願いする中で、本当に思っていることはすぐには出てこないこと、自分では気づかないことも多いなと感じています。仕事のインタビューやヒアリングで、お客様の中にも潜在的に困っていること・欲求はあるものの言葉にできないこと・気づかないことがあるんだろうなと思うようになりました。

副業でクライアントワーク(ディレクター兼制作)をした

自分のスキルが活きるのか?会社の仕事だけでは不安(成長面)という理由から2021年の前半は積極的に副業をしました。LPやコーポレートサイトのデザインやバナー制作、コーディングを行いました。(その時にトンデモデザインにであったりもしました。)

トンデモデザインのときにディレクターさんに「デザイン通りにコーディングしてください」と言われ、こういう部分がありますが…と大量におかしい部分をお送りすると、「コーディングで調整してください」と伝えられました。「このようなデザインデータが来たら、だれもコーディングしたがらなくなりますよ」とストレートに伝えました。また与件には「●●にクローリングされることを期待」とあり、●●にクローリングされるためには必要な情報がデザインにないので指摘すると「もうお客さんに提案して、クローリングされないかもということも伝えている。デザインOKもらってここから変更するのは難しい」と返答をもらいました。tableの1〜2行の変更をお客様に言えない。言えないケースもあるのはわかりますが、このような制作ってなんだろうなと感じました。(ちなみに今回の場合は、お客さんに言うと「まだ変更できるのか!」と思われて色々出てくるから言いたくないという感じでした。)

ワイヤーをもとにデザインを仕上げていくこと、デザイン通りにコーディングしていくことは楽しい。しかし、同様のことは現職でもできるし、むしろそちらのほうが自由度は高いです。デザインの幅やコーディングの知識は広がることを感じましたが、私はここを深掘って行きたいのだろうか?と自問自答し、「WebサイトやLP、バナーのデザイン・コーディングのみ」の仕事は受けるのをやめました。

2022年は勉強の年にしようと思っていましたが、「ディレクションから制作までまるっとな仕事を受けてくれないか?」と知り合いにお声掛けいただき、ヒアリングから自分が入れるのは良いなと思い受けました。

久しぶりにヒアリングからディレクションまで行いましたが、ディレクションのアンチパターンにたくさん当たったな…という感じです。ここに関してはまた別にブログを書こうと思います。

総じてあまり良い進行ではなかったものの、出来上がったサイトは使い勝手良いものになっていると思っています。クライアントさんの評価も良い感じでした(ほっとしています)。またディレクションから制作までできる案件があるよ!とお声掛けいただいたら、お受けしてみたいなと思います。

副業することに!(気持ちは本業)

実際のプロダクトで学ぶB2B UIデザイン [Uzabase B2B SaaS Business CDO]×[1on1]を受講したことや、2021年の副業経験から、次に副業するときはWebアプリのデザイン(プロダクトデザイン)に関わりたいと思っていました。ただ、つくって納品してその後は特になし!というような仕事ではなく、チームとして協業したり出来たらなと考えていました。平日日中は会社員をしているので、なかなかそういう案件に入るのは難しいかもしれないなと思っていました。

ある日ハッカー飯のオフラインイベントに行ったときに会った方と話が盛り上がり、その後面談を経て副業デザイナーとして入れていただくことに!チームの体制での開発をやられていて、やってみたかったことばかりでした。

副業時間なので、夜や早朝、土日に動くので申し訳ないことも多いのですが、いろんな方にカバーしてもらいながらデザイナーとして頑張っています。一人目(?)のデザイナーとして悩みながら楽しく仕事をして、たくさんエネルギーをもらっています。

副業の会社は透明性が高く、DM禁止、社内・社外のMTGも録画OKのものは録画していつでも見れるようになっています。先日関わっていたアプリの報告会があり、そのMTGの録画を見ていたときに「使われるんだなぁ」と実感しました。また、自分が関わったプロトタイピングが土台になり、意見が出るのを見て「私も少しばかり力になっているな」と感じて嬉しくなりました。

使われる(であろう)ものをつくるために

Web制作をしているとき、私はお客様から「結果が出たよ!」とか「思っていた以上のホームページができました!」などなど、お客様が「お願いしてよかった」と思ってもらったときにやりがいを感じていました。今も制作に携わるときは「お客様にも、その先のお客様にも喜んでもらえるように」と思いながら励んでいました。

もちろんそういう声をいただくのはとても嬉しいですし、やりがいにもつながります。

昨年末に副業で入っているチームの報告会の録画を見たとき、「使われるんだな」と感じたこと(もちろんお客様の発言を全部鵜呑みにするのは危険かもしれませんが!)、自分が作ったもので(使うための)話が広がっていくこと感じて、私が今後していきたいこと・掘り下げて行きたいところはここなんだろうなと感じました。

日中勤めている会社は「誰が使うんだろう?」と思うようなものを作っている部分もあり(ビジネスモデル的につくれば利益になる)、必要なことなんだろうけれど、もやもやしている気持ちがありました。クレームのメールが目に入り、そりゃクレーム来るよな…と思うことも多いです。改善する(利用者のためになる)ことを言えない空気感があることもあり、もやもやを閉じ込めていた自分がいたんだなと思いました。

他にも大切なことが知らないうちにDMで決まったり(自分たちに関わること)、他の人の知見になるようなこともDMでやりとりされ知らないまま過ぎていくということがあります。自分が関わるときはできるだけオープンに。だれでも情報を見返せるように努力しています。。。が、なかなかまわりを巻き込んでいくのは難しいなと思います。(会社のTOPがそういう意向ならなおさらと感じたりします…)

来年に向けて

もやもやに蓋をせず、自分が掘り下げたいと思ったことを信じてやっていけたら嬉しいです。参加したチームの方に「さおりを入れてよかった!」と思ってもらえるような人になりたいなと思います。

また今年意識したいことはブログを書こうと思います。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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