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仕事に人生をかけるのは理解できるが、命をかけてはいけないよ

こんにちは、さおり(@iropon30)です。今日はたまに見る「この仕事に命をかけています!」という発言について思うことを書いていきます。

言いたいことをまとめると、人生はかけてもいいけど、命は大事にしようといいたいです。命かけるなんて、軽々しく言わないでほしい。その言葉で誰かが立ち直るために時間がかかったらどうするんだ!と思います。

目次

人生はかけるが、命は大事にしよう

まず、私の考える仕事における「人生をかける」を紐解いてみます。私は仕事に人生をかける場合、「お金」と「時間」をかけているのかなと思っています。

失敗すれば、お金と時間を失うことになるかと思います。また周りの人に迷惑をかける可能性が大きいですが、死にはしないはずです。また失敗から這い上がることもできるはずです。成功すればかけた分のお金以上のリターンがあるのかなと思います。人からの信頼しかり、喜び、お金などなど。

対して命は?本当に命がけのお仕事をやられている方もいらっしゃいます。でもその方々は命をかけて仕事している!と言っているでしょうか?命を落とさないために、安全管理や対策を徹底して行われていると思います。

私がみた「命かけて仕事をしている!」と言っている方はWeb制作系のお仕事をされている方でしたが、Web制作のお仕事で命をかける必要があるでしょうか。私はもし身近な人がWeb制作系の仕事をしていて、「命をかけて仕事している!」と言ったら「命なんてかけるもんじゃないよ。命大事にだよ」と言いたいです。

Web制作は命が危険にさらされるような仕事ではありませんが、心の病気は近くにいる仕事かなと思っています。まわりにも心を病みながら仕事をしているひと、心の病気になっておやすみする人を見聞きします。職種は違いますが、友人が心の病気になったことがあり、その時は本当に「生きててよかった。」と思うのと同時に、元気になるためには時間がかかるんだなと思ったことがあります。

考えすぎかもしれませんが、Web制作系の方が「この仕事に命をかけてやっている」「自分と同じように命をかけて仕事している人」と発言していて、その発言が心のどこかに残っていたら?辛いときに流れてきて「あの人は命をかけているんだから…」と我慢して、酷くなったり手遅れになってしまったら?

多くの人は自分の人生をよりよくするためのひとつとして、仕事をしていると思います。

相手に伝わるように発言する、伝わる人だけに伝わればいいというのもありますが、命に関わる発信は、どこに影響するかわからないので個人的にはあまりおすすめしませんし、もしそういう発言をする方がいればスルーしたほうがいいんじゃないかなと思います。

まとめ

仕事に対して、人生をかけて、真面目に、真剣に取り組むことは大事ですし、そうありたいなと思っています。

ただ、命は、心の健康は大事にしてほしいなと思います。後輩や初学者の方に大切なことは?と聞かれた時は「身体と心の健康を大事にする」と答えています。身体と心が資本です。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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