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Webデザイナーの「未経験可」の求人の気をつけるべきポイントって?

こんにちは、さおり(@iropon30)です。

Webデザイナーになってキラキラ自由に働きたい、憧れていたWebデザイナーとして仕事をしてみたい、転職を視野にいれているときにデザイナーという仕事に出会い仕事をしてみたい、コロナ禍を経験して在宅(リモートワーク)で仕事をしたい。

職種との出会い方やキッカケは人それぞれ。どういうキッカケでも「Webデザイナーになりたい!」と思い、どういう仕事をしていくのか。フリーランスなのか、会社員なのか、派遣社員なのか、アルバイトなのか…働き方も人それぞれですね。

誰でも最初は未経験。未経験だからこそ、どんな会社がいいの?どういうことがあるの?と気になったりしますよね。
今日はわたしなりに、正社員や契約社員で「Webデザイナー、未経験可」の求人の気をつけるべきポイントを書いていこうと思います。今回は新卒でWebデザイナーで就職する場合の未経験ではなく、異業種からの転職を想定して書いていきます。

目次

未経験者を採用する理由

ポイントを話す前に、まず未経験者を採用する理由です。Webデザイナーになる理由が人それぞれあるように、未経験者を採用する企業の理由もそれぞれです。必ずこの内容に当てはまるというわけではありませんが、参考にしてみてください。

母数の増加

労働人口は減少傾向で、Webデザイナーも人手不足と言われています。いまWebデザイナーとして働いている人を取り合うのは大変です。また、経験があっても社風とあわない・キャリアの方向性が違う人を入れるよりも、未経験で社風と合いそうな人を入れるほうが長い目で見るといいと思います。

応募の母数を増やし、経験がなくてもやる気や社風にあう人を探しているということが考えられます。

応募者としては会社のバリューやビジョン、面接時の雰囲気などで、自分が社風にあいそうか?ということをアピールするといいと思います。同じようなニュアンスのビジョンでも会社の雰囲気はぜんぜん違うことも多いので、たくさん調べることも重要です。

(スキルの)多様性

例えば飲食店の店長を経験していた。店舗のマネジメントや採用、どんなメニューをつくるか?どう集客するか?などの考え方はWebに活きる可能性があります。

いままで営業をしていたけど、コンサルタントとして働いていたなど、会社に新しい風を入れてくれそうな人を採用したい!という思いから、Webデザイナー未経験だけど採用したい!と思うのではないでしょうか。

応募者としては、今まで自分が経験してきたことをどう業務に活かせるか?会社の成長にどう役立つのか?ということをアピールするといいのではないでしょうか。

会社の活性化

人を育てる、教育プランをブラッシュアップするなど、会社の「教育」部分を強くするために未経験者を採用するということもあると思います。未経験者を採用するとどうしても「教育コスト」はかかってしまいますが、会社の「人を育てるスキル」を伸ばし、未経験者を採用する土台をつくろうと考える会社もあると思います。

ウラにはこんな理由があるかも!?

未経験者を採用する理由を3点ピックアップしてみましたが、いい理由だけではありません。会社によっては忙しい、厳しい、パワハラが横行している、休めないなどの理由で人が定着せず、人が辞めるので猫の手(未経験の手)でも借りたい、とにかく人がほしいと採用をしている会社があるのも事実です。

コストがかかるのに、なぜ未経験を採用するのか?ということを自分が納得いくまで質問することも大切です。採用のミスマッチはとても不幸です。

納得いくまで質問しても…

なかなか就職が決まらなかったりするとこれ以上は聞いてはいけない?と思ったり、転職活動が大変だから、もうどこでもいいから、他に企業がないから(地方ではあるあるだと思います)…いろんな理由で聞くことを躊躇することがあるかもしれません。他に企業がないからというのは、地方ではあるあるだと思いますが、コロナウイルスの影響もあってリモートワークも進んでいます。リモート可の求人を探すのもひとつの手です。(個人的には未経験のときは出社できる会社の方がいい気がしますが)

未経験の就職活動は大変なことも多いため「もうここじゃないと…」とか「ここ以外はうまくいかないだろう」と思わせたり、未経験だから簡単には転職できないと思われ、無茶な仕事の振り方や時間外労働しなければならない仕事量を与えたりします。

採用のミスマッチは労働者側の時間や気力が奪われますし、企業側も給与や採用・育成コストがかかります。決まらないからしょうがなく…という考えは捨てて、色々質問して不採用になったのなら、縁がなかったんだと思ってあきらめましょう。そこで不採用になるんだったら、きっと採用されても続かないと思います。

質問したその先も、考えてみる必要がある

面接で納得いくまで質問し、いいなと思う返答をいただいたとします。「合いそうだな」と思っても、一歩引いてみて考えることも重要です。

例えば、面接官が後任を入れるまで退職させない(違法ですが)と言われている人だったら?、パワハラが横行している会社で、未経験者なら我慢するだろうと思っている会社だったら?

いいようにしようと思っている人が、本音を言うでしょうか?言っていることが本当なのか?盲目にならず一歩引いて考えてみるのも必要です。なかなかそこまで考えるのは難しいですが、余裕をもってきちんと考えていくことが大事かなと思います。相談できる人を見つけておくのもいいですね。

まとめ

未経験から転職するときに「未経験可」の文字はとても魅力的に見えますが、なぜその企業が未経験でWebデザイナーを募集しているのか?と仮設を立てて面接に臨んでみるといいと思います。

「もうここしか…」と思わず、いろんな可能性を考えてみて、双方納得するような採用になるように動いていくことが大事だと思っています。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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