こんにちは、さおり(@iropon30)です。今日はたまたま見かけたホームページのリニューアルは事業の見直しの機会だったり、顧客がリニューアルしたがっているが、作り変えるべきはホームページではなく会社なのかもしれないと書かれていたことについて、自分の意見を書きます。
つくり変えるべきはホームページではない…制作会社にいたときは、そう思うこともあった
地方の制作会社にいたときは、そう思う場面も多かったです。例えば、お客様から「採用のためにホームページ作りたいんだよね、応募くるようなやつ」のような発注の場合。ちょうどその頃はIndeedと組み合わせたオウンドメディアリクルーティングブーム!仕事探しはIndeed〜♪のCMを毎日テレビで見ると言うような時代。でも実際は競合他社に比べて時給が低いことが応募の母数が増えない理由だったり、強烈な社長のトップダウンの経営で疲弊して従業員が辞めていったり…という「まず条件から、会社の中から変えないと!」というような事もありました。
その時は「作る前に、まず…」と言うこともあれば、言えないときもありました。
そういう経験から「まずは制度から」とか、「つくり変えるべきはホームページではないよね」という考えになる場合もあるなと思います。
事業の見直しの機会?
次に「事業の見直しの機会」ですが、個人的にはあまりここの気持ちはわからなくて。
ホームページの制作過程の結果、「事業見直しの良い機会になった!」とクライアントさんから言われたのであればそれはとてもいい仕事だと思いますし、すごいことだと思います。
だけど「事業の見直しの機会です!ホームページを制作しましょう」というのはあまりよくないのでは?と思います。事業に携わるのであればそれは「予算」をきちんといただかねばならない部分だと思いますし、ホームページを制作することで事業の見直しをするのではなく、事業の見直しをした結果、必要なのはホームページでしたというところでお手伝いをするのがいいんじゃないかと思います。
事業の見直しを、自分がホームページ制作で関わってやってやるんだ!という心意気はすごく大事だと思う反面、いや、でも顧客が求めていたものは事業の見直しでも、ホームページでもなく…みたいなことはよくある話かなと思います。
でも事業から関わられているクリエーターさんは尊敬しています!!
他の会社を見てみると
他の会社さんの話を聞いたり、事業会社にいる身として思うことは、「事業の見直しをした結果、ホームページの制作が必要だった」という状況で発注している会社さんも多いです。そして、「事業の見直し」は事業の見直しやリサーチ専門の会社さんにお願いしている会社さんもあります。
ただ、潤沢な予算が無い会社さんだったり、あまりホームページに詳しくない方が「とりあえず持っとくか!つくるか!」ということももちろんあります。
まとめ
「事業から関わっている」というと聞こえが良いですが、本当に事業から関わっているのか?相手のクライアントさんの規模は?どういう経緯で?と疑問を持って話を聞いてみることも大事なことだなと思います。
色々なことに共通しますが、一方的な言葉だけを鵜呑みにせず、その言葉にどういう意図があるのか、どういう経緯で言われているのかを想像して解釈することもSNSでは大事だなと改めて感じました。