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「厳しい職場です!だけど、成長できます」というのは優位性になるのか?

こんにちは、さおり(@iropon30)です。

新卒採用でも、中途採用でもたまに目にする「厳しい職場です!だけど、成長できます」という謳い文句。
この謳い文句は優位性になるのかな?と考えたので、自分の意見を書いておきます。

目次

成長って?

何を成長と思うかは人それぞれ違うと思っていて。例えばデザイナー。ソフトを自由自在に操れるようになることを成長という人もいれば、バナーを数十枚1日でつくれるようになることを言う人もいます。

クオリティが上がることを喜びと言う人もいれば、スピードがあがること、ホスピタリティがあがることを言う人もいます。成長はひとそれぞれで、何を自分の成長と考えるかによってどういうところに就職しよう!と思うんじゃないかなと思います。

ですから、「厳しい職場です!だけど、成長できます」って優位性もなければ、ただただ厳しい職場です。耐えれる人は来てね!にしか見えないです。成長は人それぞれだから、成長を細分化して伝える努力をしたほうがいいのではないかなと思います。

厳しいって?

「厳しいです」ということも、曖昧な表現だなと思います。厳しいの定義も人それぞれ違うのだから。

例えば長時間労働を厳しいというのか、雑多な業務が多くて厳しいと言っているのか、パワハラまがいなことが多くて厳しいと言っているのか。厳しいの定義もひとそれぞれ。

どんな事を厳しいといっているのか、それは自分のしたいこと・成長したいこととあっているのかを考えてみるのが良いかなと思います。

置かれる環境が厳しいか厳しくないかを判断するのは自分だと思っています。「厳しいけど、成長できます」というフレーズは人から言われるものではなく、自分で思う・感じることだと考えています。ですから、こういうことを優位性としてうたっている会社は、もう少し具体性や違う言葉を見つけたほうがいいのではないかなと感じました。

抽象的なことの行間を読んでくれる人に来てほしいのもわかる

ですが、企業の採用の立場でいうと、自分たちがいっている抽象的な言葉の行間を読み、その行間が同じ人に来てほしい!というのもわからなくもないです。マッチング率も高そう。

だから抽象的な表現で、心打つような表現があるんだろうなと思います。「厳しい職場です!だけど、成長できます」は心打つフレーズかどうかはわかりませんが、このような表現をいう意図は、自社の特徴の行間を読んでね!ということではないのかなと。

「厳しい職場です!だけど、成長できます」は優位性にはならないけれど、行間を読んで気持ちが似ている人に来てほしいから書いている、ひとつの手段なのかなと思いました。

まとめ

就職するときも、企業のキャッチフレーズや意図を汲み取り、「響いたから、ここにいきたい!」ではなく、なぜ響いたのか?なぜこのフレーズを打ち出しているのか?その指標を決めるのは自分では?など、自分で考えられるようになれたらいいなと思いました。

厳しさと成長は自分で決めるもので、優位性ではない。だけど、そのフレーズの行間を読んでもらうために書いたのかなと自分で結論づけて、今日はおやすみなさい。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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