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「あのときの経験が、自分の力になった」を違う見方でみる

こんにちは、さおり(@iropon30)です。久しぶりのブログになってしまいました。またぼちぼち書いていきます。
私もよく「あのときのあの会社の経験があって、今があるなー」と思うことも多いのですが、それで消化してはいけないなと思ったので忘れないように書き記します。

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目に入ったPL学園の記事

こちらの記事を読んでいる時に、目に止まった一文があります。

しかし、そうした暴力とその周辺のできごとを「いい思い出」として振り返ることのできる人々がいる一方、暴力によって野球を辞めざるをえなかった元部員も大勢いたことは想像に難くない。

元PL学園監督が明かす野球部の闇「どうしたら暴力はなくなる?」

これ会社も同じかもしれないと思いました。暴力でこそちがいますが、パワハラとか長時間労働とかもろもろ。厳しく叱ってもらったから、指導してもらったから今があるけれども、一方辞めざるをえなかった人も多い。

すべての人と合うことはないにしても、一握りの人しか選ばれず、耐えれない環境で本当にいい人が育つのか?と考えたりします。パワハラや暴力問題だけが問題ではないでしょうが、PL学園野球部は2016年に廃部になっています。ひとまとめにしていいかわかりませんが、パワハラや長時間労働が蔓延っている会社も同じようなことが起こるのではないか?と思ってしまいます。

美化しないと消化できないという仮説

私も長時間労働や今思うと少々パワハラだなと思う事がある会社に勤めていたことがあります。あの時の経験が…と思ったりしますが、そう思うだけでいいんだっけ?とふと思いました。

その経験をしなくても、もしかしたら今があるかもしれない。もっと違う経験ができたかもしれない。もちろん感謝している部分もありますが、あの時がないと…と美化している部分もあるかもしれないなと思いました。

自分がこうだったから、あの時があったからという考えを捨てる

あの時があったからという考えではなくて、技術やスキルがあの経験で身についたという風に考えたほうがいいかなと思いました。厳しい環境があったからスキルが磨かれたわけではありません。そう思わないと消化できなかった感情・考えを捨てようと思いました。

心理的安全性という言葉が徐々に浸透されていますが、まだまだ「厳しい、成長できる」などと謳って長時間労働やパワハラを許している会社もあります。「逃げる」という言葉を使って初学者の気持ちを弄ぶコミュニティーやスクールも後を絶たないなぁと思って見ています。(お金いただく立場なのにね…)

自分に合わない環境に入らないというのはもちろんですが、もし入ってしまった時の対処法を小さく学んでもらうほうがいいんじゃないかなと思ったりもします。

自分の経験や感情で語らないように気をつけたいと思った

厳しい環境で報われたということにしておかないと辛い、みたいなことは捨てようと思いました。

自分の置かれた環境をきちんと考えて、なぜそうなったのか、どうしたらよかったのかを考えて、後輩に伝えたりしたいなーと思いました。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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