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Webデザイナーのコミュニティーやサロン、スクールに圧倒的ネガティブなその心とは?

こんにちは、さおり(@iropon30)です。
突然ですが、私はWebデザイナーのサロンやコミュニティー、スクールに圧倒的にネガティブイメージを持っている会社員Webデザイナーです。

もちろん、すべてが悪いものとは思わないですし、みんながみんなそうでないのもわかっているつもりです。
今回「なぜ、圧倒的にネガティブに思っているのか」と「入るのは良いけど、こういう意見の採用担当者もいるよー」という意見をラフな気持ちで見ていただけると嬉しいです。

目次

まずは苦手なサロンやコミュニティーの定義から

圧倒的にネガティブ!と言いつつ、私も数個オンラインコミュニティーに入っています。
そのコミュニティーと私が嫌悪感をもつコミュニティーとでは何が違うんだろう…と考えてみました。

私が参加しているコミュニティは「同じ職種で、ワイワイ話しながら飲み会をして将来のこと考えよう!」という感じで、なにか課題を出しあったり、立ち上げた方が講釈をたれたりしていません。

なにかコミュニティー内でしなきゃいけないことがあるとかそういうことはなく、
月1の飲み会のような感じです。

と、色々理由はあるのですが、苦手なコミュニティーは書き出してみるとこういう感じでしょうか。

  • 絶対的立ち上げ人がいる(お山の大将がいる)
  • なにか課題がでたりする。そしてそれをプロが添削するとかいてあったりする
  • コミュニティー参加者が積極的にTwitterのプロフィールなどに書いてある
  • 就職することやフリーランスになることを目的としている
  • 作業者(オペレーター的な方)が多い

あとはお金をいただくにしても、そうでないにしても
良し悪しの分別がつかない初学者を誘い込んでいる
ところが一番苦手です。

高度デザイン人材を育てると言い、ある程度デザイン業務をしてきた人に対してだとか
Webディレクターを数年していて、体系化したい!と思っている人に対してのスクールやセミナーは
参加者に判断の分別がついているのでしょうから、苦手意識はそんなにないです。

きちんと今後のことや未来のメリット・デメリットを話してそれでも…というところが
果たしてどれくらいあるかなという感じです。

さて、次はなぜ苦手なのかということを書いていきます。

なぜネガティブなのか

まずはサロンやコミュニティーオーナーが本業忙しくないのかな?というところ。デザイナーやディレクターってどうしても属人的な働き方になりがちで、「働いた分だけ稼げる」というようなイメージです。逆を言うと、「働いた分だけしか稼げない」。

多くは受託案件ではないでしょうか?そうすると、仕事量のブレも出てきて、忙しい月やそうでない月がでてきたりもします。仕事に働き方が左右されるんですよね。

そう考えると、「何かを提供して」「毎月定期的に」「収入を得たい」という考えになる人が多いと思っていて。
個人的には、ここでプロダクト開発、サブスクサービスなど事業展開したい!という発想になるのかなと思っています。
が、コミュニティーやサロンは提供するものは「数年(数ヶ月)のノウハウ」を提供して、毎月定期的に収入を得る。不安になっている・判断が鈍くなっている初学者ならすぐにコロっといきそう…なんて思ってるんじゃないかなって。そういう目で見てしまうんですよね。

ただ、スクールを運営すること、コミュニティーを運営することに反対ではなく、
きちんと分別がつく人に誇大表現など使わず提案しているのであればいいのかなと思っています。

耳触りのいい言葉でごまかしている

自分のところにくれば、稼げる、Webデザイナーになれる、自由に働ける…
謳い文句は人それぞれですが、デメリットも言わずに耳触りの良い言葉でごまかしてる気がします。

その言葉の裏にあること、何を考えて運営しているのかを
「なぜなのか」と考える必要があるのではないでしょうか?

駆け出しの方がよく書かれている「丁寧なヒアリング」って、お客さんから聞き出したことだけで制作するの?と思ってしまいます。

丁寧なヒアリングはもちろん、お客さまが考えていなかったこと、考えつかないようなところまで考える。
なぜ?どうやって?どんなふうにを深堀りしていく…そこから打ち手を考える仕事じゃないのかなぁって。

自分が今から入ろうとするスクールやサロンに「なぜ自分に必要なのか?」を問えない人
耳触りのいい言葉だけを選んで自分の事を意思決定する人に
お客様の課題を解決することはできないんじゃ?と私は思ってしまいます。

本業が忙しい、順調であれば…

もちろん戦略的に個人事業主をされている方もいらっしゃると思いますが、
本業が忙しく、順調で「仲間がほしい」というのであれば、会社を設立すれば?と思ってしまいます。

自分が今までしていた業務を棚卸しして、どう仕組み化するか?を経営者としては考えると思います。

高額なサロンやスクールは「なぜそんなにお金をとっているか」「何を教えてくれるか」を深く考えて
選んでほしいと思います。

また、安価であってもなぜ安価でやっているのか。
本当に自分にとって価値はあるのか?ということを考えてみてほしいです。

個人的には自尊心を満たしたいだけなのかな、と思ったりします。

前にも書きましたが、初学者のうちは時間も大切な投資です。
どのコミュニティーに入ろうか、どのサロンに入ろう、ここは?なんて考えている暇があったらその分制作してみては?

表札に自ら傷をつけているようにしか見えない

入っているコミュニティーによっては「ハッシュタグをプロフィールに書いたり、ツイートに記載すると同じくらいの仲間と繋がれる」と言ったりしているみたいですね。

でもこれって、あまり良くないと思っていて。

このハッシュタグを見れば、情弱が多い、初学者がたくさんいると
スクール運営者やコミュニティー運営者が知ったら最後。
ずっと追い回してくると思います。

まるで訪問販売の方がここはカモだ!と表札につける傷のように。

他にもWeb制作のコースを受講して
就職できなかった初学者を就職支援(斡旋でなく、支援。添削しますよ的な)を○万円でします。というのを見たりします。

そのスクールの中でどれくらいお金を払わせるかを考えていますよね。
一度投資したら、それ以上回収したいと思う人間の心理をうまく使っていると思います。

嫌悪感を持つ人も多いというのは頭に入れておいて損はない

私は一応、会社員でWebデザイナーをしており、採用活動などでポートフォリオの確認や面接に同席したりすることもあります。

過去の会社では採用担当もしていたこともあり、もし今オンラインサロンやスクール出身の人が
スクールで学びました!と堂々と来たら間違いなくマイナスからのスタートになるとおもっています。

まず、第一にそのスクールって何?と思う担当者多いはず。そこで学んだと言っても相手は何ができるのか理解できません。

次にオンラインサロンやコミュニティ。これは主張する人はちょっと…と思ってしまいますが、
Twitterとかのプロフ欄に色々入れてたりするのを採用担当者さんとか見たりするかもしれませんよね。

すべてのオンラインコミュニティーやサロンが悪いとは言わないですが、
そこに入っていることを主張しているのであれば、例えば会社の噂流されないかとか、守秘義務守れているのか?
変な思想持つんじゃないか…など考えるのではないでしょうか。

大前提として、未経験で堂々とサロンやスクールに入っていると言っている人って、
きちんと情報の取捨選択ができるとは思えないので、その時点でマイナスな気がします。

そしてポートフォリオ。
毎日のように来る協業メール。そこに記載されているポートフォリオと同じ題材。
そんな人を採用するかなぁ…と思っちゃいます。

まとめ

何度もオンラインサロンやコミュニティーにネガティブなイメージを持っていることを発信している私。

コミュニティやサロンに入っていると
高めあっていけるような環境や名ばかりベテランさんがついている安心感に甘えてしまいそうになりませんか?

個人的には、指導してくれる人にも疑問を持ち、きちんと自分で情報を咀嚼できる力が必要だと思います。
また、世間一般的に「大丈夫」だと言われている人でも、自分にとっては有益でない場合もあります。

自分がしたいこと、なりたいことをまず明確化して飛び込んでも遅くないと思います。
個人的には情報の取捨選択が出来ない人にはオススメしません。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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