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クライアントさんへの接し方だけではない!パートナーさんなど仕事で関わる人は「いつかはクライアントさんになるかも」と思って接することを心がけている

こんにちは、さおり(@iropon30)です。今日は私がクライアントさんやパートナーさん、就職希望者さん、営業を受ける立場などなど「仕事」で関わるときに気をつけていることを書いていこうと思います。

目次

クライアントさんとの関わり方

クライアントさんは、こちらに「プロ」として仕事を頼むor仕事を頼みたい!と考えられているはずです。

仲良くなりすぎたり、なあなあな関係は良くないかなと思っています。
ビジネス視点できちんとパートナーとしてお付き合いすることを心がけています。

なあなあな関係であっても、ビジネスはビジネス・プライベートはプライベートと割り切って紳士に対応してくださるクライアントさんもいらっしゃいますが、中には「友達価格でやってよ」「発注書はいらないよね?」など対応が雑になる人もいらっしゃいます。

ビジネス感・プロとして接するのであれば、クライアントさんから信頼してもらえるように、スキルを磨いたり適切な提案をできるように心がけています。

横柄なクライアントさんとの付き合い方

横柄な態度をとることにも何か理由があるはずです。なぜ横柄な態度をとっているかを紐解いてみることが必要です。
もし理由がわからなければ、会社員であれば自分よりも上のひとに一緒に考えてもらうべきです。

中には「なにか合わない」という向き不向きの問題もあります(にんげんだもの)。けれどもビジネス、割り切る・折り合いをつけることもスキルのひとつだと思っています。個人事業主や代表であれば別ですが、いち会社員が取引先となんかあわないなんて言ってケンカ別れするなんて論外です。

ただ世の中にはどう紐解いても「横柄」、「悪い方に頭がキレる」、「発注者の立場を利用して権利を振りかざす」人もいます。そういう人に選ばれない・選ばないこともまたひとつのスキルであることを身を持って経験しました。

私の話ではないですが、前の会社ではそういう「横柄な」クライアントさんと当たった営業さんがいました。最初は「もう少し頑張ってみよう」や「どうしたらうまくいくのだろうか?」ということを複数人でああでもない、こうでもないと議論していました。上司が同行したりもしましたが、クライアントさんとの関係が良好になることはありませんでした。

ある日、その営業さんがすごく落ち込んで帰ってきた日のこと。社長が営業さんから話を聞いて「意思決定」をしました。

横柄なクライアントさんに電話をかけ「うちの大切な社員になんてことをしてくれたんだ、もう御社とは取引しません」と。
コミュニケーションコストや社員のストレス、いろいろなことを考えた上でのTOPの判断です。

横柄なクライアントさんに対しても、何度も紐解き会社判断で意思決定をするんです。ひとりの会社員が勝手な判断で切って良いわけではないですよね。

会社員ができること、それは「横柄なクライアントさんになりそうな人を見極めること」と「継続的に良好な関係・結果を提供できるクライアントさんとの信頼貯金を築くこと」だと思っています。

パートナーさんとの関わり方

私ははじめて入社した制作会社の上司に「自分ができないことをお願いすることを忘れないように」と教えられてきました。新入社員が「カメラマンは誰を使いましょうか?」というと上司は「カメラマンじゃなくて、カメラマンさん!それに使うじゃなくてお願いする!」と喝を入れておりました。

なので、「次の外注は〜」や「自分ができないことはお金を払って外注に頼めばOK」というツイートを見ると、本当にクリエイティブな仕事をしているのだろうか?発言者も、クライアントさんからパートナーさんと見られてないのでは?と思ったりします。

これは転職のエージェントさんや不動産屋さんに対しても同じように思っていて、「ここのエージェントを使わせていただきました!」や「仲介はここ使ったよ〜!」という言葉遣いはどうなんだろう?と。もし自分にデザインの依頼がきて「○○さんを使わせていただきました!」なんて言われたら気持ちのいいものでしょうか。

「○○さんにお願いしました」と言っていただけるような仕事ぶりはもちろんのこと、相手に仕事をお願いするとき、プロのパートナーさんに頼むんだ!という気持ちや、自分でできないことをお願いする姿勢を忘れずにいたいです。

パートナーさんに育てていただいたはなし

私は会社員のころ、パートナーさんにもたくさん叱っていただいて、育てていただきました。

ワイヤーフレームを書いてライターさんに渡すも「素人はこうつくっちゃうよね、仕方ないね」といいながら一緒に考えてくれたり、考え方を教えてもらったりしました。他にも、目上の方に対する「引き際」だったり、取材の仕方だったり、ビジネスマインドだったり。

パートナーさんから「だいぶできるようになってきたね!」や「そういう切り口はいいね!」と言われたりして嬉しくなったりしたものです。

ちなみに、会社から教育してやってくれ!と社長が言って教育費分上乗せしてお支払いしているのも知っていて。会社員ってこういう経験もできるので、ありがたいなと思ったのを覚えています。

採用担当者という立場で

採用担当者として書類に目を通したり、面接に同席することもしばしば。
このブログでも「採用担当者はこういうところを見ている!」や「志望動機の書き方」という記事を書いたりもしています。

自分が転職活動のときに気をつけていることや、採用担当者としてこういう人に来てほしい、こういうところを見ているという内容を書いています。

自社に興味を持って来てくださった方に対しては、まずは「貴重な時間と労力を使って応募してくれてありがとうございます」という気持ちで接しています。少なからず興味をもってくださったことには変わりなくて。

その時ご縁がなくても、どうつながるかわかりません。toCではもともとお客さまかもしれないですし、toBでは新卒採用のときにぞんざいに面接した子が数年たって取引先の意思決定者になるなんてことも珍しくはありません。(たまに聞いたりしますよね…)

先日「人事の仕事は採ってはいけないひとの見極め」と言っていた人もいましたが、たしかにそのような側面もあります。しかし、基本は「自社とマッチング・フィットするか?の見極め、相互確認」という気持ちを忘れてはいけないと思います。

応募する側、採用する側に上下関係などなくて。(会社に入ったらありますが!)
その面接や書類から自分も学ぶ姿勢を忘れてはいけないわけで。別に採用担当だからといって、何か人間として優れたものを与えられていると勘違いしてしまったら、それはもう終わりだと思います。

ビジネスではないけど、余談

元旦に外を散歩していたときのはなしです。反対車線にタクシーが止まりお客さんが降車してました。そのお客さんはスマホを見ながら降車し、左右確認もせずスマホをみたまま道路を渡っていました。もちろん道路には車が走っています。道路を走っている車が急ブレーキをかけその人の横断をまっていました。そして、私の前の歩道をてくてくと歩き始めました。

元旦から凄いものを見たなと思いつつ、変な人かもしれないと思い距離をとって歩いていました。

その人はある飲食店の前で立ち止まり、その飲食店の鍵を開け中に入っていきました。
飲食店のオーナーさんだったのです。

その飲食店はこじんまりとしていて、近所のお客さんがぼちぼち行っているなーという印象でした。
いつか行ってみたいなーと思っていたのですが、一気にその気持ちが冷めました。

いくら味が美味しくても、サービスがよくても、人の事を考えられない人が経営しているところには行きたくないと。
その姿を見て、どこでどんな風に見られているかわからないから、完璧である必要はないけれども常識を外れるような行動はとってはいけないと感じました。

普段の行動は、必ず仕事にも出ると思っています。

まとめ

自分がどういう立場であっても、学ぶ姿勢や相手を尊敬する姿勢、フラットな姿勢でいることを大切にし、会社として接するときはもちろんのこと、個人で接するときもいつかはお客さまになるかもしれないということを心がけていきたいです。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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