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何かを変えてもらうこと、変えることは予想以上に難しいなと感じた

こんにちは、さおり(@iropon30)です。またブログの更新を怠っていました。
久しぶりのブログですが、何かを変えてもらうこと、変えることは予想以上に難しいなと感じたことを書いていきます。

目次

ひとりにお願いして変えてもらう

ひとりにお願いして変えてもらうことも大変だなと感じました。例えば癖とか。私にも癖があるだろうし「気になるときは気軽に言ってね!」という気持ちでしたが、言う側に立つとあれこれ考えたりして気軽に言えないかもしれないなと思いました。

机を小刻みに指でトントンと叩く

私の前の人は机を小刻みに指でトントンと叩く癖があるようで、会社の机が前の人の机とつながっているため私のところにも音と振動が響きます。

私にも自分では感じない癖があるだろう、持ちつ持たれつだ!と思い気にしないようにしていましたが、ある日ずっとトントンしていて我慢の限界を超えたので「癖だと思うけど、私は気が散るし控えてほしい」とお願いしました。

それから控えてもらえています。よかった。(でもキーボードのタイピング音もうるさいので少々辛いし、2回目なのでいいにくい)

ラフが画像で、テキストデータをもらえない

バナーやランディングページの制作を依頼されることがあり、社内のAさんから送られてくるラフはいつも「png」。ラフをつくっていただけるのはありがたいですが、キャッチコピーを全部タイピングする必要があり、もちろん時間もかかりますし、タイプミスも発生するのでは?というような状況です。

2〜3回「タイピングにも時間がかかるし、タイプミスもする可能性があるから、テキストは別でいただきたい」とお願いし、Aさんも「わかりました!」と返答がありましたが、その後もAさんからテキストが送られてくることは一度もありませんでした。

「今後はテキスト別にください!」と言っても、その今後が来ることはないし、最近は言うことすらストレスになっていったので、それならもうAさんはテキストをくれる人ではないんだ!と諦め、自分がタイピングしたほうがストレスフリーなので言わなくなりました。

会社組織としても本来Aさんのタイピングコストだけで良いものが、私のタイピングコストもかかっていて、よろしくないのはわかっているけれども、上司に言うのもなんか違うな…といろいろ考えてしまい、今でも画像できたキャッチコピーをタイピングしています。

チームを変えること

上記のようなことから、ひとりにお願いして変えてもらうことも大変ですし、労力もかかるなと感じていました。ラフを絶対画像で送ってくるAさんも、上司から言ってもらえれば変わってたのではないかな?と予想しています。

ひとりにお願いして変えてもらうこと以上に、チームを変えることは難しいなと思います。

私が今勤めている会社は、コミュニケーションツールがChatworkです。例えばデザイナーのグループはデザイナーだけですし(希望しても他職種のグループには入れない)、頻繁にダイレクトメッセージでやりとりがされています。

なかなか言えないこととかもあると思うので、ダイレクトメッセージが悪だとは思いません。ですが、仕事のやりとり(修正や業務依頼)をダイレクトメッセージで行っていると、何をしているのか?こういう場合はどうするのか?など情報の共有が二度手間になりますし、ここはもう修正したのかな?という確認コストがかかったりします。他にも仕事の属人化が生まれ、「Bさんに頼もう」みたいな状況になったりします。

そういう状況がおかしいと思ったので、オープンにできる情報はオープンな場でやりとりしよう!と声をあげてやっていましたが、気を抜くとすぐにダイレクトメッセージになっていそうな雰囲気があります。(気づかない間にとある箇所が修正されていた!ということが何度もある)

そんな中、複業で参画している会社は基本ダイレクトメッセージNG、情報はオープンで、ドキュメントもオープンにしましょう!という方針でやっています。色々な情報が目にとまったり、誰が忙しそうとかもすぐにわかります。情報も自分から取りに行けばみることができます。

このオープンな文化、クローズドな文化は「どちらが良い」というのではなく、ケース・バイ・ケースですし、人によって感じ方も様々だと思います。今勤めている会社ではダイレクトメッセージ文化で、オープンにするのが嫌、他の人に見られるのがなんか嫌という感じなので、オープンにする動きにあまり賛同が起きないのだろうなと思いました。

私はオープンな文化のほうが良いなと思っています。なので、現職でオープンな場でやりとりをすることを声をあげてやってみました。やってみた結果「少数派の意見では難しいし、根付いた文化を変えるのは難しい」という考えに至りました。

「オープンな文化」が私の大切な仕事軸の場合、「クローズドな文化」の会社につとめているときにとる行動は「変える」よりも「移る」ほうが簡単だろうなと思いました。

それだけで転職だ!とかにはならないのですが、こういうことが積もって人は転職するのかもしれないなと思いました。

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この記事を書いた人

インハウスデザイナーとして奮闘している昭和生まれ。日々精進・日々勉強をモットーに、制作人生を謳歌しています。いまはサービスつくってみたい!という衝動に駆られています。

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